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無農薬野菜は近頃大人気です。けれどこれほど立て続けに食の偽装問題が明るみになると、無農薬野菜と書いてはいるけど、本当に無農薬野菜なのかと疑ってしまうのではないでしょうか?やさいに消毒がしてあろうがなかろうが消費者の目には見えません。そうした部分は生産者側の良識にかかっているのです。
実際に無農薬野菜をつくってみるとわかるのですが、それはとても大変で手間のかかるものです。私の実家は祖母が昔から無農薬野菜を作っているのでよくわかります。虫を一つ一つ手で取り、雑草を抜きます。休日なんてありません。
それに周囲の畑で消毒をしたならば、虫たちは安全な祖母の畑に逃げてきます。よって祖母はまた虫を駆除しなければなりません。狭い国土の日本では無農薬野菜をつくるのには周囲の協力も必要なのです。
隣の畑の消毒は風にのってまた土壌を通して祖母の畑にもながれこんでいることでしょう。これでは厳密にいうと本当の無農薬野菜ではないかもしれません。近隣の農家でやさいを出荷して生計をたてているところのほとんどが、家で食べる分と、出荷する分を別々につくります。
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